
防音性・騒音対策をチェック
子どもと一緒にマンションに住む場合、二重の意味で防音性と騒音対策が大切になってきます。まず、騒音対策がしっかりしていないと夜でも容赦なく近隣住人の生活音が聞こえてくるため、子どもが寝付いた後でも起きてしまいます。特に小さな子どもの場合は寝かしつけるのが大変なことも多く、せっかく寝てくれたのにまた寝かせなおしだ、なんて事態になることも。これが日常茶飯事となると面倒で仕方ありません。
また、防音性能が低いと子どもがはしゃぎまわる音が近隣の部屋に筒抜けになってしまいます。そうなれば当然ながらクレームがくるわけで、下手をすればそのマンションに居辛くなってしまうでしょう。このようなトラブルが起きないよう防音性や騒音対策をきちんと確認しておくべきです。
防音性については建物の構造がRC造(鉄筋コンクリート)になっているか確認しましょう。RC造であれば、防音性に優れていると思われます。築浅のマンションであればコンクリートの劣化が少ないことから、より騒音に悩まされることが減るでしょう。ただ、建物の構造自体はRCなのに隣接する部屋との壁は木造というケースがあります。実際に壁を叩いてみることで木造なのかコンクリートなのか判断できるので、マンション探しの際は必ず壁を叩くようにしてください。
また、騒音対策としてはそもそも騒音の少ない立地を選ぶことも大切です。たとえば、車の通りが多い道路に面していれば当然ながら騒音は増えるわけです。逆に閑静な住宅街にあるマンションなら騒音は自然と減るでしょう。ただ、大通りに面していないから大丈夫なわけではありません。狭い道路だから安心、と思っていても実は「抜け道」だったりすることもあるのです。「抜け道」に使われている道だと信号も少ないので、車は結構なスピードを出しています。特に夜間に多いです。狭い道だと両側にある建物に音が反響するので大きな音が出ます。前面道路が「抜け道」かどうか?も見逃せないポイントです。
マンションを見学する際はどうしても内装などに目が行きがちですが、実は周りの雰囲気なども大切なことを覚えておいてください。
さらに、理想としては近隣と上下の住人の情報もチェックしたいところ。学生だったりすると夜遅くまで起きているのが当たり前ですし、日によっては友人を呼んでわいわい騒いでいるかもしれません。ちなみに、角部屋であれば隣の部屋が一つ減るため、騒音被害も少なくなります。この心配は賃貸の場合に多いですね。分譲マンションだと住人の方々の意識が高いので、こういった非常識なことはあまりないようです。
参考サイト
マンションを購入したものの、下の階から苦情が・・・。気をつけていてもこういったことはあるようです。
■子育てポータルサイト
https://www.ikuchan.or.jp/advice/choisaki/2011/04/aaaaaaaaeaaeaea_1.html